ことばの発達を促すヒント
 ことばは、からだと別だと思われがちですが実は、とても密接な関係があります。
この関係に関する研究論文などを紹介し、ことばの発達に役立つ情報を提供していきます。

新着記事
両足ジャンプと言語発達の意外な関係
随意運動の発達はことばに影響するのか? 現在、私自身が受けている理学療法の中で、腓腹筋の働きについて改めて考える機会がありました。 在、私自身が受けている理学療法の中で、麻痺側の足で身体を支える…
手を伸ばす動作が発声を変える? 身体運動とことばの発達カスケード
前回は、身体運動の発達が言語発達に波及する「発達カスケード」の考え方を紹介しました。その中で取り上げたのが、② Vocalization(発声):発声の仕方や音節を含む発声が変化するという過程です。 では、手…
運動の発達は、どのようにことばの発達につながるのか?
Iverson(2022)の発達カスケード理論から考える 身体運動が発達すると、ことばも発達するのだろうか。 Iverson(2022)は、運動発達と言語獲得の関係を「発達カスケード(Developmental Cascades)」という…
子どもは環境の何を見つけているのか? ギブソンのアフォーダンス理論から考える
前回は、ベルンシュタインの運動制御理論から、行為とは新しい随意運動を獲得することだけでなく、現在もっている運動能力を環境に応じて組み合わせ、目的を達成する過程でもあることを考えた。 では、子ども…
行為はどのように成立するのか? ベルンシュタインの運動制御理論から考える
子どもの運動発達を、私たちは「できなかった動きができるようになること」として捉えがちである。しかし、運動の発達とは、新しい随意運動を獲得することだけなのだろうか。 ロシアの運動生理学者ニコライ・…
指差しは身体の延長なのか? リーチ動作から共同意図への発達を考える
現在、私は、脳梗塞でリハビリ病院に入院している、作業療法(OT)の訓練で電気刺激装置「エスパージ」を用いた治療を受けた。手関節が背屈すると、示指が勝手に、すっと伸びる。その小さな動きが気になった…
乳児の自発的な口腔運動は、構音能力の発達につながるのか?
乳児は言葉を話し始める以前から、口唇や顎をさまざまに動かしている。このような自発的な運動経験は、その後の構音能力の獲得にどのような役割を果たすのだろうか。 GreenとWilson(2006)https://pubmed.nc…
道具を使うことが、ことばにつながった? Broca野の不思議
言語はどうやって発達するのか?道具の操作(行為機能)が言葉を促す聞いたことがあります道具を使うホモ族の脳を再現したらbroca野が再現されたという報告があります上肢の探索が語彙数を上げるとブログにて…
身体のバランスをとる機能を担う小脳が音韻に関係する!?
先日オンラインで(STudyLobo)で話したときにブログ読んでくれている方から楽しみにと言っていただいて「ありがとう!」最近気になっていて理解が難しい内容に挑戦する気が起きたのでそれををアップします。…
「右・左」はどのように分かるようになるのか
身体を動かし、見て、触って感じる経験 よく右と左が分からない子どもに、どのようにしたら教えられるにかと尋ねられることがあります。 しかし、子どもは、「右」「左」という言葉を覚えるだけで、左右を理…